防犯カメラを導入する際には、自分のニーズや予算に合ったシステムを選ぶことが大切です。
工事の期間は、カメラの台数や設置場所、配線の難易度などによって異なりますが、一般的には1日~数日で完了することが多いでしょう。
この記事では以下のことについてご紹介します。
- 防犯カメラの耐用年数は何年?
- 防犯カメラの減価償却は?
- 防犯カメラの耐用年数を長持ちさせるには?
防犯カメラは、犯罪やいたずらを未然に防げ、記録して解決に繋がることができる大切なツールです。
少しでも長く安全に使うためにも、この記事に書かれていることを実行してみましょう。
それでは最後までお付き合いくださいね。
防犯カメラの耐用年数は何年?
防犯カメラの耐用年数は、税法上は6年と定められています。
しかし、これは減価償却の目安であり、実際の寿命は設置場所や使用環境などによって異なるでしょう。
実際の製品の寿命は、メーカーや使用環境によって異なるものです。
また、ネットワークは有線と無線がありますが、有線の方が安定性や画質が高くなります。
防犯カメラの耐用年数は、一般的には5~6年程度でしょう。
使用環境やメンテナンスによっては、10年程度もつこともあります。
防犯カメラの耐用年数は国税庁で確認できる
国税庁のホームページには、防犯カメラの耐用年数に関する情報があります。
防犯カメラは『事務機器及び通信機器』として6年とされています。
ただし、防犯カメラの使用目的や計上方法によっては、耐用年数が異なる場合がありますので注意が必要です 。
防犯カメラの耐用年数/寿命は?
防犯カメラの寿命は、設置場所や使用環境によって大きく変わります。
一般的には、屋外に設置されたカメラは、屋内に設置されたカメラよりも劣化が早くなります。
これは、雨や雪、風や埃、温度や湿度などの自然環境がカメラのレンズや外装、配線や接続部分にダメージを与えるためです。
また、カメラの種類や性能によっても寿命が異なります。
例えば、ハードディスクを搭載したレコーダーは熱に弱いため、密閉された場所に設置すると故障しやすくなります。
防犯カメラを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスや点検を行うことが重要です。
具体的には、以下のようなことに注意してください。
- 防犯カメラのレンズや外装を清掃する
- 防犯カメラの配線や接続部分を確認する
- 防犯カメラの映像や音声をチェックする
- 防犯カメラの設定や更新を行う
防犯カメラの故障など寿命を縮める要因
防犯カメラの故障を縮める要因は、設置環境、経年劣化、天災、メンテナンス不足などが考えられます。
設置環境の問題としては、ホコリや湿気、高温や低温などです。
これらは、カメラやレコーダーの内部に影響を与えて故障の原因になるでしょう。
経年劣化や天災としては、カメラやレコーダーの部品の劣化や損傷、水没や落雷などがあります。
これらはカメラやレコーダーの機能を低下させたり停止させたりするのです。
メンテナンス不足としては、カメラやレコーダーの定期的な清掃や点検、ケーブルやコネクタの確認などがあります。
これらはカメラやレコーダーの性能を維持するために必要です。
防犯カメラの耐用年数/減価償却は?
防犯カメラの耐用年数と減価償却は、税法上の取り扱いによって異なります。
一般的には、防犯カメラは6年間の法定耐用年数となり、その間は『減価償却資産』として毎年経費計上ができます。
購入金額が10万円以下の場合は、消耗品費として一括で経費計上することが可能です。
防犯カメラの耐用年数を計算する場合、残存価額を0とし、上図に基づき耐用年数を20年とします。
防犯カメラの導入費用やランニングコストは、カメラの種類や台数、設置場所、料金プランなどによって大きく変わります。
一般的な相場は以下の通りです。
- 導入費用:1台あたり10~50万円程度
- ランニングコスト:1台あたり月額6,000~16,000円程度
- ハードディスク交換費用:数年に1度、3万5,000円程度
ランニングコストのほとんどは電気料金になります。
ハードディスク交換費用は別途必要です。
防犯カメラを導入する際には、自分の予算やニーズに合わせて、業者の見積もりを出してもらうことがおすすめです。
防犯カメラの耐用年数の細目は器具備品
防犯カメラの耐用年数の細目は『器具備品』です。
器具備品は、事業に直接関係しないもので、移動や交換が容易なものを指します。
器具備品に該当しない防犯カメラは、事業に直接関係するものや移動や交換が困難なものです。
例えば、病院や診療所などの医療機器として使用される防犯カメラは、器具備品ではなく、別表第一の『器具及び備品』の『8医療機器』に含まれます。
また、工事不要の屋外用防犯カメラは、取り付けや取り外しが容易であるため、器具備品に該当する可能性が高いです。
防犯カメラの耐用年数を長持ちさせるには?
防犯カメラの耐用年数は、一般的には5~6年と言われています。
しかし、これは減価償却の目安であり、実際の寿命は設置場所や使用環境などによって異なるのです。
防犯カメラを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスや点検を行うことが重要だといえます。
具体的には、以下のようなことに注意してください。
- 防犯カメラのレンズや外装を清掃する
- 防犯カメラの配線や接続部分を確認する
- 防犯カメラの映像や音声をチェックする
- 防犯カメラの設定や更新を行う
防犯カメラの耐用年数まとめ
防犯カメラは、『設置場所』や『目的』に応じて最適な機種を選ぶことが重要です。
しかし、どんな高性能な機種でも定期的に保守・点検をしなければ、故障のリスクが高まるでしょう。
業者によるメンテナンスだけでなく、自分でできるメンテナンスもお勧めします。
遠隔監視をしているとカメラの不具合に気づきやすいですが、そうでない場合は、映像が記録されていないという事態に陥る可能性があるのです。
レコーダーのホコリを落としたり、カメラのレンズを綺麗にしたり、取付部分の緩みを確認したりすることで、防犯カメラの寿命を延ばすことができます。
少し手間かもしれませんが、ぜひ試してみてください。
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